満月の日に出産が多いって本当?月とお産の関係について
昔から、満月の夜にはお産が多くなる、と言われていますが、一体なぜなんでしょうか?
女性の体と月の満ち欠けには関連があると聞きますが、産婦人科でもやっぱり、実際には満月に出産する女性が多いのか気になりますね。
そこで今回は、満月と出産の関係性について解説します。
満月の夜に出産が多くなる理由
実際に産婦人科で働く助産師さんたちによると、やっぱり満月の夜に陣痛が来て出産に臨む妊婦が多くなるんだとか。
満月の夜に出産が多くなるって、単なる噂や都市伝説じゃなかったんですね。
もちろん、全ての妊婦さんが満月の夜に出産する、とは限りません。
ただし、満月になると出産する可能性は捨てきれないので、現在妊娠中の女性は、念のため心構えをしておいたり、出産準備をしておくと安心かも!
でもなぜ満月になると出産する人が多くなるんでしょう?
実は、月の満ち欠けの周期と女性の生理サイクルがすごく似ているから、とされているんですよね。
月が満ち欠けする周期は基本29日とされています。
それに近いのが女性の月経の周期ですね。
月経の場合、周期は28日とされており、月経期、低温期、排卵期、高温期のサイクルを繰り返します。
確かに、月の満ち欠けの周期と月経の周期って、1日しか違いがありません。
また、満月の日に排卵や月経が起こりやすい、ともいわれているんですよ。
月の満ち欠けに関しても、新月、上弦の月、満月、下弦の月というサイクルなので、これが女性の月経とリンクしていてもおかしくはありません。
そういえば、月経のことを『生理』ではなく、『お月様』とか『月のもの』などとぼかして言うことがあるので、やっぱり月と深い関わりがあるんでしょう。
女性の体も月も、どちらもとても神秘的なものなんですね。
新月の夜でも出産が多くなる?
満月だけでなく、実は新月の夜でも、出産が多くなるといわれているんですよ。新月は基本的に、肉眼では確認できません。
太陽に隠れてしまっているんですね。
新月というのは月の周期の始まりでもあることから、万物の始まりを司るともいわれています。
赤ちゃんが誕生するのも人生の始まりであるため、新月にも出産をする人が多い、といつ説があるんです。
満月同様、新月に出産が多くなる、というのも医学的、科学的な根拠はなく、まだ解明されていないんですが、もしかすると本当に満月や新月に出産を迎えることになるかもしれないので、念のため覚えておきましょう。
ちなみに、月の周期以外でも、お産が近くなると噂されるジンクスがあります。
例えば台風が来るとか焼き肉やカレーを食べるとか、ウォーキングや雑巾がけをするなど。
もし予定日を過ぎても陣痛の兆しがないのでしたら、これらのことをしてみると、もしかしたら赤ちゃんにようやく会えるかもしれないですね!
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